かくれ里

月曜日, 10月 04, 2021

民間宇宙ステーション

 

NASAは20年にわたって国際宇宙ステーション(ISS)を利用してきたが、今後10年以内にISSの運用を終了し、内部を空にした上で地球の大気圏に突入させて焼却する計画だ。

 NASAは新たな宇宙ステーションを自ら建設することは考えておらず、民間企業と契約し、建設を任せようとしている。現在NASAは年間40億ドル(約4380億円)の費用をかけているが、民間からステーションを購入することによって年間100億ドル以上の節約ができると目論んでいる。

 商用の宇宙ステーションの建設の提案を募集したところ、業界から非常に大きな反響があったようだ。これらの提案から2件から4件を選出し最大4億ドルの契約金を分配する予定とのことだ。

 提案先の企業名は発表されていないが、スペースXなど50以上の企業が関心を示しているようだ。さて、このプロジェクトにおいて、日本の立場はどうなるのだろうか。