かくれ里

木曜日, 2月 24, 2022

ウクライナ情勢とチェルノブイリ事故

 

連日ウクライナ情勢が報道されている。日本にとって直接影響のないことだと思うが、ウクライナについてちょっと調べてみた。ウクライナは東ヨーロッパに位置する人口4400万人ほどの大きな国だ。

 報道によると、ロシアはウクライナとの国境周辺から一部の部隊撤収を始めると発表したが、アメリカのバイデン政権はその真偽を見極めている。ロシアのウクライナ侵攻はいつ起きてもおかしくない状況だ。

 ウクライナのチェルノブイリには、世界最大になるはずの原子力発電所があった。建設は1970年から始まり、1983年には4号炉が完成し稼働した。しかし突貫工事のため欠陥が多く、試運転も行わず営業運転を開始した。

 1986年4月26日に4号炉が爆発する大事故が発生した。その後も、1号炉から3号炉は運転されていたが、運転が完全に停止したのは2000年だった。現在、同発電所付近には、廃炉作業に従事する大勢の人たちのための町が出来ているそうだ。