かくれ里

土曜日, 4月 02, 2022

悪い円安?

 

経済音痴の僕だが、何となく円高が進むと景気が悪くなるような感覚があった。円高が続くと輸出産業は販売価格が高くなって売りづらくなるからだ。

 一方、輸入産業は海外から安く仕入れられるのでいいと思うが、景気が悪くなるので影響がある。だが、海外旅行などをする場合はメリットがある。

 ところが、現在は1ドル125円まで円安が進んで、経済界から懸念する発言が相次いでいる。円安に伴う輸入コスト増が燃料高や原材料の価格上昇に拍車をかけて、コロナ禍の影響を受けている運送業や飲食業をさらに圧迫していると指摘している。

 従来、製造業の課題は円高リストへの対応がテーマだったが、今回は、輸入原材料への支払いがかさんで収益減を招く恐れがある。円安によるリスクは初めての課題だと言っている。