打ち上げ成功
今朝、種子島宇宙センターから打ち上げられたH2Aロケットには、月面探査機「スリム」と、X線天文衛星「クリズム」が搭載されているが、それぞれ目標の軌道に投入され、打ち上げは成功した。
スリムは、月面の目標地点に誤差100メートル以内で着陸することを目指している。打ち上げから3~4か月後に月の周回軌道に到着し、着陸は4~6か月後の見通しだ。
クリズムは、国際共同プロジェクトで運用される宇宙の新たな天文台として、銀河の形成や元素の進化など、多様な宇宙の謎の解明に利用される。
H2ロケットはこれまで55回打ち上げて54回成功している。成功率98%は、世界的にも高い水準を誇っている。H2シリーズの後継機となるH3ロケット初号機は成功しなかったが、次は成功するだろう。
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