かくれ里

金曜日, 4月 05, 2024

ことわざ

 

病膏肓(やまいこうこう)に入(い)るとは、病気が重篤になり、医者が手のほどこしもないほどになった状態を表す言葉だが、転じて、あることに夢中になって、手の付けようもなくなることを表す言葉として用いられることわざだ。

 趣味がこうじて道楽の域に達してしまったという話を聞いたことがある。ギャンブル好きがこうじて、カード地獄に陥ってしまった知人を知っている。このことわざはあまりいい意味にはとられないようだ。

 ことわざにはいろいろあるが、この歳になって人生を振り返ってみて、「亀の甲より年の劫」ということわざが気に入っている。大したことではないが長年かけて身につけた経験や知恵は貴重なものだと思う。 

    又、「縁の下の力持ち」ということわざも、自分の人生を表す言葉のようだ。あまり出しゃばらず、陰で努力してきた人生だと思っている。