かくれ里

日曜日, 10月 20, 2024

中東戦争

 
 わが国では対岸の火事ととらえているが、中東でのアラブとユダヤの対立は尋常ではない。第2次世界大戦が終わってまもなく、イスラエルが独立宣言をすると、パレスチナの内戦は、様々な国家間の戦争と化していった。 

その後、イスラエルがらみの戦争は、1973年までに4回にわたって勃発しているが、その後も複雑に絡み合って、収集の付かない状態が続いている。 

中東での紛争によって、我が国が影響を受ける可能性はエネルギーの問題だ。日本は原油の確保を中東に依存しているが、紛争によってホルムズ海峡が封鎖された場合、日本への原油輸送がストップする可能性がある。 

 日本では、石炭火力発電が敵視され、原発の再稼働もめどが立たない現在、中東情勢のあおりによるシミュレーションは、立てておく必要があるのでなかろうか。