かくれ里

木曜日, 4月 04, 2019

現代貨幣理論(MMT)


今日の国会中継の質疑でMMTと言う文言があった。少し気になってネットで調べた。MMTは日本語訳すると「現代貨幣理論」で、アメリカで大論争になっているそうだ。
 
 現代貨幣理論は貨幣を起点とする経済理論であるが、これまで常識とされていた経済学と貨幣の理解からして180度違うものだ。まさに地動説と天動説の違いだと説明されている。
 
 僕は、銀行は手持ちのお金の範囲内で貸し出すのだと思っていた。しかし、返済能力のある借り手には手持ちのお金に関係なく貸し出すことが出来るのだ。但し、預金の一定割合を日銀当座預金に預け入れる義務がある。
 
 銀行の貸し出し(貨幣供給)の増加が中央銀行(日銀)の準備預金を増やすことになる。つまり預金が生まれることになると言うのだ。現代貨幣理論はこのように説明するのだが僕には今一理解できていない。