かくれ里

金曜日, 2月 10, 2006

 人にはそれぞれ運・不運と言うものがある。自分も長い人生の間には、命を落としかけたことが何度かある。それでも、今まで無事に生きて来れたことは、やはり自分に運があったからだと思う。

 皇室典範見直しの法案を「今国会に上程すると」明言した小泉総理も、慎重論が拡大していく中で、引くに引けない状態になっていた。それが秋篠宮妃の御懐妊のニュースが発表されて、同案の上程は次の国会以降に先送りされることになる模様だ。

 小泉総理は就任以来、独特のパホーマンスとリーダーシップ゜で政権を維持してきたが、次の総裁選には出馬せず後進に道を譲ることになっている。皇室典範の見直しという重要な案件を、自分の任期中に審議しなくて良くなった。

 今回のことと言い、郵政民営化反対騒動から解散となって行われた昨年の総選挙と言い、小泉総理はついている。運のある人だと思う。