かくれ里

日曜日, 3月 26, 2006

ハイビジョン放送

 ハイビジョンはNHKが 開発した高精細度テレビジョン(HDTV)の愛称である。ハイビジョン放送は1980年代から実験を重ねていたが、1994年11月25日から放送衛星を用いて、実用化試験放送が開始された。

 当初はアナログBS-9chを使って、NHKと民間放送各局が曜日ごとに担当を替えて放送していた。2000年12月1日からBSデジタル放送が開始され、民放各局も単独チャンネルで放送を開始した。この為、現在はNHKのハイビジョン放送のみをアナログとデジタルのサイマル放送をやっているが、BSアナログ放送は、使用中の放送衛星の寿命が尽きる、2007年9月末で終了する。

 BSデジタル放送では、ほとんどの番組がハイビジョンで放送されている。地上デジタル放送も、一部のチャンネルを除きハイビジョンで放送されている。将来的には、今よりも数倍きれいな映像の観れる 「スーパーハイビジョン」の開発を、NHKが中心になって進めている。

 今日は日曜日。早朝、6時から45分間放送する『芸能花舞台』の番組をデジタルハイビジョン放送の美しい映像で観た。