かくれ里

日曜日, 11月 05, 2006

正倉院展


 奈良国立博物館で開催中の正倉院展を見てきた。毎年開催しているこの催しは、今年で第58回目になるが、今まで一度も行ったことがなかった。今年は聖武天皇が崩御して1250年目に当たる記念の年の為か、来場者が多いそうだ。

 9時半に家を出て11時に会場に着いたが、長蛇の列だ。最後尾で係員に聞くと、2時間待ちとのこと。それなら、折角来たのだから時間つぶしにと、奈良公園界隈を散策する事にした。最初に春日大社に向かった。季節がら、七五三の晴れ着に着飾った親子ずれを多く見かけた。次は春日大社の神苑に入った。ここには万葉集に歌われた植物が植えられていて、それぞれの植物にはそれを詠んだ万葉歌の標柱が添えられている。この時期には花はなかったが、係りの人に問うと「4月の末頃がいい」と、言っていた。その頃にもう一度訪ねてみようか。

 次に、東大寺で大仏さんと久々の対面をして,その足で、正倉院に赴き、国宝の『正倉』の外構も見た。ついでだからと、二月堂も訪ねてから、もう一度、国立博物館に来てみると、来場者の列もかなり少なくなっていた。それでも入場するまでに40分ほど並んだ。

 会場の中は、かなり混雑していて、順路に従っていたのでは大変なので、すいているところから見てまわった。展示物はどれも貴重なものばかりだろうが、凡人にはとてもその価値などはわからない。が、会場で『図録』を1200円で買ったので、これからゆっくり勉強しようと思っている。

2 Comments:

At 11/06/2006 9:04 午後, Anonymous 匿名 said...

正倉院展、良かったですね。付録の散策も・・・。私も行こうと思っていたのですが・・TVで紹介されていたので今回はパスです。

 
At 11/06/2006 9:29 午後, Blogger 慶喜 said...

 正直言って、どの展示物を見ても、そんなに重要なものなのかどうかわかりませんが、歴史を勉強する上には一度は見ておかなければと思っていたのがやっと実現できました。

 昨日は、家内も誘ったんですが断られました。結果的にはひとりだったので、方々回ることが出来ました。

 

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