液晶テレビのこれから
液晶テレビの価格下降が急である。予想より一年は早いペースというのが実感だ。現在1インチ5000円を切ったが、向こう1年ぐらいで3000円くらいに下がるような気がする。消費者にとっては朗報だが、メーカー各社や関連の企業は利益が出なくなって困惑している。
従来なら、液晶テレビを構成する部品のいずれかが足りなくなって、価格下降に歯止めがかかっていた。しかし、最近は部品・素材メーカーも増産に走り、ブレーキ役が不在となって価格下降に拍車がかかっている。
今後は乱立している製造関連メーカーの淘汰が始まって、資本力のあるところによって寡占化されることになり、価格下降は収束することになると思う。
従って、液晶テレビの需要は『来年がピークになるのでは』と思っているのだが、果たして当たっているだろうか。
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