かくれ里

日曜日, 3月 09, 2008

ふるさと納税

 今年の所得税の確定申告は、3月17日までにしなければならない。平成19年度分の決算は、年初からぼちぼち初めていたが、今月に入って大体の数字が把握できた。提出書類は今年も国税庁のホームページで作成した。インターネットから申告出来る e-Tax の薦めもあったが、あえて、申し込まなかった。

 ところで、個人の所得税の一定割合の額を、個人が育ったふるさとに納税する「ふるさと納税」という、新しい税制度があることを知った。

 都会で働き、所得税を納めるようになった個人を育てたのはふるさとである。人間形成の大事な時期を過ごしたふるさとに、恩返しの意味で、所得税の一部を還元しようということのようだ。

 人口が大都市に集中して、税収のアンバランスが生じているといった事情があって始まった制度のようである。高額の所得をもらっているスポーツ選手や芸能人の中には、ふるさと納税をしている人があるようだが、問題点も多く、果たしてこの制度うまく機能するのだろうか。