かくれ里

火曜日, 5月 06, 2008

聖徳太子



 連休最後の6日は、大阪市立美術館で開催中の聖徳太子の特別展を見てきた。聖徳太子については、西暦592年に推古天皇が即位したときに皇太子となり摂政となった。冠位十二階や十七条憲法を制定したことや、四天王寺・法隆寺を建立したことぐらいのことしか知らなかった。

 一昨日は快晴に恵まれた一日だったが、飛鳥川に沿って大和川本流の合流点である斑鳩の里まで凡そ20km.を歩いた。飛鳥・斑鳩は太子の生きた時代の歴史の舞台となったところではなかろうか。当時の時代のことをもっと知りたいと思っていたのでタイミングよく特別展が開かれていたものだ。

 「聖徳太子ゆかりの名宝」と銘打って開催されている今回の特別展は、河内三太子といわれている、叡福寺・野中寺・大聖将軍寺の名宝が沢山展示されていた。各寺院には聖徳太子信仰に基づいて製作された仏像や絵画が沢山伝来していて、それらを一同に集めての展示会なので値打ちがあった。

 展示物を見ただけでは聖徳太子のことは少ししかわからないが、飛鳥時代以降の歴史を知るためにも聖徳太子のことをもっと知りたいと思う。今回も図録を買ったので時々覗いてみる事にしよう。