就職氷河期
来春卒業する大学生の就職内定率が、10月1日現在62.5%で、前年同期より大幅に下がっているそうだ。東京都は、まだ採用が内定していない大学生の就職活動を支援すべく、合同の就職説明会を開いた。説明会には、2500人が訪れたそうだ。
昨年は採用を内定しながら取り消す企業が続出し、企業に対する批判が相次いだため、今年は当初から採用を抑制したのも原因の一つになっているようである。
知人のご子息は、昨年大学を卒業し、無事就職された。ご両親は、「今年でなくて良かった」とおっしゃっておられた。苦労して大学まで出したのに、就職が決まらないのでは親としてはやるせない事だと思う。
急激な経済悪化に伴い、新卒者の採用減だけではなく、失業率は過去最大の水準になっている。鳩山政権は「緊急雇用対策」を打ち出したが何の効果も見えていない。
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