かくれ里

月曜日, 1月 11, 2010

はたちの頃


 今日は成人の日。昨年もこの日にアップしたが、僕にとっては思い出深い日である。戦後まもない頃で、当時は日本中がそんなに豊かではなかった。伯父の経営する電気店に住み込みで働いていた。そんな折に、たくさんの友が出来たのもこの日があったからだ。

 この頃の個人商店の勤務状況は、休日が月2回。就業時間12時間以上。給料は小遣い程度。それでも不服はなかった。世間一般がそうだったからである。

 「はたちのつどい」のグループに入るまでの休日は、一人で映画を見に行くぐらいでこれと言った楽しみはなかった。グループで出かけるようになってからは生活が一変した。少ない休日をやりくりして出来るだけ行事には参加するように努力していた。

 しかし、一泊旅行となるとかなり無理があった。添付画像は、唯一、小豆島に行った時の記念写真である。