かくれ里

火曜日, 2月 08, 2011

新語

 今朝のテレビ放送で「住み開き」と言う言葉を聞いた。「住み開き」とは、子供が独立して出来た空き部屋や、改築によって生まれたスペースをギャラリーやカフェなどにして近所の人たちに開放することの様で、アーティストのアサダワタルが名付け親らしい。

 例えば、元写真屋だった。自宅を解放して、近燐の奥さん方が持ち寄った写真の整理方法を教えたり、大学勤務していた人が、定年退職した後に、自分の研究資料を自宅の一室に展示して、近所の子供たちに解説しているそうだ。

 都会では、近所づきあいが希薄になっている昨今だが、このようなことが広がっていけばいいのではなかろうか。そんな意味からも「住み開き」と言う言葉は面白い。