かくれ里

日曜日, 2月 26, 2012

大阪市改革


大阪市の市バス事業は28年連続の赤字決算で累積赤字が600億円を上回っている。市バス運転手の年収は739万円で、民営バス運転手の年収(約460万円)よりはるかに高い。

大阪市交通局では、橋下市長の「民間並みに合わせる」との方針を受けて、民営交通の平均水準まで引き下げる給与カット案がまとまったそうだ。4月の給与改定に取り入れるようだが、異例の大幅カットに市バス運転手(約700人)側は死活問題だと組合側の反発は必至であろう。

給与改定には労使交渉で協約を見直す必要があるが、大阪市交通局は橋下市長に給与カット案を提示する方針だが、実現すれば年20億円以上の人件費減になるという。

 市バス事業は氷山の一角で、大阪市の各種事業でまだ多くの改革すべきことがあると思うが、一朝一夕には解決できないだろう。だが、橋下市長には大阪市民の為に一層の努力をしてほしいと望む。