かくれ里

火曜日, 2月 07, 2012

うるう秒


今年7月1日は、世界中がいつもの日より1秒長くなるそうだ。当日の午前8時59分59秒と午前9時の間に実際にはない「午前8時59分60秒」を挿入するからだ。

これは、原子時計による標準時と、地球の自転に合った時刻の僅かなずれを埋めるためで、1972年に初めて実施し、今回が25回目になる。この1秒のことを「うるう秒」と言うそうだ。

最近は、電波時計を使っている家庭が多い。この場合は自動的に調整してくれるが、一般の時計は1秒遅らす必要があるらしい。しかし、通常生活においては、殆ど問題はないだろう。

だが、コンピューターのシステムに誤動作が起き、電子商取引などに支障を起こす恐れがあるなどとして、廃止に向けた議論もあるようだ。国際電気通信連合の総会では、日本やアメリカが廃止を支持したが、イギリスや中国が反対して結論は先送りになったそうだ。