かくれ里

日曜日, 6月 10, 2012

時の記念日


  今日、6月10日は「時の記念日」だ。今から1340年前の天智天皇の御世に、水時計(漏刻)が設置され、宮中に時が告げられるようになったのを記念するもので、大正9年に記念日として制定された。

滋賀県の近江神宮では、恒例の「漏刻祭」が執り行われ、時計業界の関係者は、最新の腕時計や置時計を奉納した。境内では、祝いの舞楽なども披露され、訪れた人たちは華やかな舞に見入っていたそうだ。

歴史の本を読んでいると、昔の人は時間の管理には苦労したのがよくわかる。戦国時代の混乱期には、日出と日没の間を等分し、季節によって変化する「不定時法」が用いられたそうだ。

 しかし、現在は、様々な時計が、何処にでもあって、非常に安価なものが手に入るようになった。電波時計などは自動修正できてほとんど狂わない。