再生可能エネルギー買い取り制度
オール電化の家庭には料金割引が適用されているのだが、経済産業省の電気料金審査専門委員会がこれの廃止を要請したそうだ。「ガスよりお得ですよ」と、オール電化を薦めてきた我々にはショッキングなニュースだ。
昨日このブログに、「再生可能エネルギーの買取り価格を電気料金に転嫁するのは腑に落ちない」と書いたが、国のやることはどう考えてもおかしい。
経財産業省は、再生可能エネルギー買取りを今年度中に認定するのは250万キロワットになると試算している。これは原発2基分に相当する。この制度は全量買い取りの為、参入する企業には大きなメリットがあるのだろう。
しかし、太陽光や風力、地熱、バイオマスなどはあまり効率の良い発電ではない。ドイツではこの制度を導入して失敗している。オール電化の料金割引を廃止にしてまで再生可能エネルギーに重点を置くのはどうかと思う。ドイツの二の前にならなければよいのだが。
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