かくれ里

月曜日, 11月 26, 2012

吉野 金峯山寺


昨日の日曜日に、いつものメンバー7人で紅葉真っ盛りの吉野山を堪能してきた。自動車が金峯山寺の駐車場に着いたのが10時過ぎだ。吉野山は古くから知られた修験道の霊場でもある。

 この日は金峯山寺の本堂 蔵王堂の秘仏が特別公開されていた。折角だから拝観して行こうとなった。3体からなる秘仏本尊は、いずれも身の丈6~7メートル、彩色された姿がひときわ印象的だった。今から1300年ほど前、役行者のもとに現れた権現物のお姿を桜の木に刻んだのがご本尊の由来とされている。
 
普段ご本尊は、本堂の奥深くに緞帳(どんちょう)を掛けて安置されているので、当時の彩色がそのまま残っている。今回の御開帳は国宝の仁王門の修理勧進を目的に実施されたもので、今後も定期的に行われるとのことである。
 
僕たちは、蔵王堂の中をくまなく拝観してから、奥の千本方面に向かった。目的地に到着したのは午後3時前だった。上の千本までの紅葉は見事だったが、ここ奥の千本の紅葉はすでに散っていた。この季節は日没が速いので、西行庵を後にして、急ぎ足で駐車場所に向けて歩き始めた。