かくれ里

金曜日, 11月 16, 2012

中国の日本制裁


アメリカに続いて中国のトップも決まった。果たしてわが国のトップは誰になるのだろうか。中国共産党大会が14日から16日にかけて開かれ、総書記は胡錦濤氏から習近平氏に変わった。
 
中国国内には色々な派閥があって派閥間の駆け引きが大変なようだ。何しろ12億の国民を抱える国で貧富の差もかなりあるからだ。非常に難しいかじ取りを任された習近平氏の指導力が問われるようだ。
 
ところで、中国国内では対日制裁の撤回を求める声が出始めている様だ。これまで中国側は「大きな打撃を受けるのは日本だ」と言っていたのが、制裁によって中国の受ける打撃の方が大きいと気付いてきたようだ。
 
 中国は「日本からの輸入依存度は低い、その分他国からの輸入で十分まかなえる」と強気でいたが、日本からの輸入品は殆どが部品や原材料や中間製品である。これが途絶えると困るのは中国の企業なのだ。尖閣問題があるので今後の情勢を注目したい。