かくれ里

火曜日, 3月 19, 2013

シリア情勢


中東の国シリアでは激しい内戦が続いている。犠牲者は既に7万人に達し、周辺国に逃れた難民の数は100万人を超えている。この状況に欧米各国はシリアのアサド大統領に退陣要求を突き付けているがアサド政権は応じず徹底抗戦の構えだ。
 
一方、反政府側も外国の支援を受けて勢力を拡大して、国の崩壊の恐れまで指摘されているが、アサド後の政権の受け皿は出来ていない。
 
しかし、シリアの内戦は状況がますます悪化して、大勢のこどもたちも空爆に巻き込まれ犠牲になっている。シリア国内の避難民は300万人以上とみられている。
 
アサド大統領は頑固に退陣を拒んで話し合いに応じず、事態収拾の見通しは立っていない。内戦が悪化して、シリアの国が崩壊したなら中東地域に大きな混乱が懸念されている。日本は傍観していていいのだろうか。