憲法論議
今年のゴールデンウイーク後半は4連休だ。5月3日は憲法記念日。現憲法が施行されて66年になる。今、憲法改正論議が盛んだ。護憲派も改憲派も大いに議論するのは良いことだと思う。
最近の世論調査によると、憲法改正に賛成が61.3%で反対の26.4%を大きく上回っている。夏の参議院選では改憲論議が争点になることは間違いないだろう。 安倍首相は改憲の発議条件を緩めるために、憲法96条の改正を考えているようだ。
日本は、憲法9条によって戦争の放棄をうたっている。一切の戦力は保持しない。戦争は絶対しないと言うことだが、陸海空の戦力を保持している自衛隊は、何処から見ても軍隊ではないか。
護憲派は、9条によって現憲法を平和憲法だと言っている。日米安保条約によってアメリカが守ってくれるから軍隊はいらないと言っているのか。しかし、それでは手前勝手な平和主義になるのではないだろうか。
だが現実には、中国の軍事的覇権を求める行動や、北朝鮮の核実験やミサイル発射などを見る限りにおいても、憲法9条の改正は必要なのかもしれない。いずれにしても慎重な議論をしてほしいものだ。
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