かくれ里

土曜日, 7月 27, 2013

文部省唱歌



うさぎおひし かのやま

こぶなつりし かのかわ

ゆめはいまも めぐりて

わすれがたき ふるさと

 
いかにいます ちちはは

つつがなしや ともかき

あめにかぜに つけても

おもひいづる ふるさと

 
こころざしを はたして

いつのひにか かへらん

やまはあをき ふるさと

みづはきよき ふるさと

誰もが知っているこの歌「故郷」は、大正3年に小学唱歌として発表された。作詞者は高野辰之、作曲者は岡野貞一とされている。同じ作詞作曲者による「朧月夜」「春の小川」等と共に文部省唱歌を代表する曲だ。

文部省唱歌は、明治から昭和にかけて、文部省が編纂した尋常小学校、高等小学校の教科書に掲載された楽曲のことで、すべて日本人による新作であるが、国が作った歌であることを強調したいため、作詞者作曲者の名前は出さなかった。

唱歌と童謡を混同することがあるが、童謡はやはり子供のための歌で唱歌とはちょっと違うように思う。唱歌はこれからも長く歌い継がれることだろう。