かくれ里

金曜日, 8月 16, 2013

白洲次郎のルーツを訪ねて



吉田元首相の懐刀であり、戦後の混乱期に政治の裏舞台で大活躍をした白洲次郎の故郷を一度訪ねてみたいとずっと思っていた。急な思い付きで、午後から家内と二人で兵庫県三田市までドライブしてきた。
 
三田にある「心月院」は旧三田藩主、九鬼家の菩提寺であり、歴代藩主や家族の墓所であるが、白洲次郎、正子の墓所としても知られている。昨今の白洲ブームで訪れる人が増えているそうだ。
 
今日は、我々以外に参拝者はなかったが、本堂は明け放されており、白洲次郎に関する資料などが展示されていた。持ち帰りできる資料もあり、色々いただいてきた。
 
境内には白洲家の墓所もあって、五輪塔を模した墓石は、正子が骨董を好んでいた関係で、何処かの料亭にかかっていた石橋の廃材を利用していると言われている。今日は思い切って訪ねてよかった。