かくれ里

金曜日, 12月 27, 2013

韓国の外交問題



一年前に行われた韓国の大統領選で、初の女性大統領としてパク・クネ氏が選ばれた。新しい大統領の登場で、冷え切っていた日本との関係が改善に向かう期待もあったが、そうはならなかった。
 
今の日韓関係は最悪の状態だ。しかし韓国の外交政策は今大きな岐路に立っている。韓国の外交は、日本、アメリカ、中国、ロシアとの関係を基本にしている。前政権はアメリカとの同盟関係を重視していた。
 
パク・クネ政権になって中国との関係を重視し始めた。韓国は貿易大国だが中国への依存度が大きい。中国なしでは韓国経済が成り立たないからだ。その上パク・クネ大統領の中国に対しての個人的な思い入れもあるようだ。
 
 一方、アメリカとの関係はしっくりいっていないようだ。アメリカは韓国が中国に接近しすぎていることに不快感を示している。韓国も日本もアメリカの同盟国だから、アメリカとの良好な関係を維持していくためには日本との関係改善は欠かせないのではなかろうか。