辞書などには、「一期一会」とは、一生に一度限りの機会とあるが、元々の語源は茶道から来た言葉だ。
江戸末期、井伊直弼が、自身の茶道の一番の心得として「一期一会」を用いたことから、一般にも広く使われるようになった。
仏教用語に於いては、「一期」は人が生まれてから死ぬまでの間を意味し、「一会」は、法要などの集まりや会合を意味しており、共に仏教と深い関わりのある言葉だ。
歌手田川寿美が、ラジオ深夜便で「一期一会」をうたっている。いい曲だ。北国の春などを書いた、いではくの作詞である。♪一期一会 すべての人に 感謝のこころでありがとう 楽しみも 苦しみも わかちあい 生きてゆきたい♪ とむすんである。
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