シャープ復活の予感
大幅な赤字経営に陥り、銀行団に頭を下げてかろうじて資金繰りを付けていたシャープが、2014年3月期は1085億円の黒字になった。15年はさらに収益が改善するだろうと言われている。
リーマンショック以後の円高でシャープ製品は世界で競争力をなくしてしまった。この時期、大型液晶は韓国メーカーがシャープの約半額の価格で世界で売り歩いていた。
大型液晶では全く勝ち目がなくなったため、経営資源をスマートフォンとタブレット端末向けの中小型液晶に特化したのが、このところの円安で戦略が当たった。
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