かくれ里

月曜日, 7月 07, 2014

七夕


七夕の由来は、織姫・彦星の星物語がよく知られている。旧暦の77日は現在の8月なので、夜空がきれいで、昔の人は東の空を見上げていたのだろうか。                          

天の川に輝く琴座のベガが織姫で、鷲座のアルタイルが彦星。この二つの星と白鳥座のデネブを結んだものが「夏の大三角形」と呼ばれ、夏の星座を探す目印になっている。
 
七夕の日には、笹竹に短冊を吊るして願い事をするが、江戸時代には、寺小屋で読み書を学ぶ子供たちが星に上達を願うようになった。短冊には物質的な願いではなく、上達や夢を書いた方が良いとされていた。
 
五色の短冊というのは、青、赤、黄、白、黒の五色で、中国の陰陽五行説にちなんでいる。色々謂れがあるようだが、最近、都会では七夕の行事はあまり見かけなくなった。