かくれ里

木曜日, 7月 24, 2014

中国の食品会社



中国・上海の食品メーカーが、使用期限切れの肉を加工食品に用いていた問題が、上海のテレビ報道から発覚した。日本マクドナルドは1年間に販売する「チキンナゲット」の約2割をこの会社から輸入していたと発表した。
 
中国からの食品に問題が多いことは、「毒入り餃子事件」などで、いまさら驚かないが、だが、この会社が、アメリカの食品大手OSIグループの現地法人だと聞いてびっくりしている。
 
今回の騒動で意外だったのは、上海の地元のメディアのスクープだったからだ。中国では検査担当者にわいろが送られていて、滅多に当局が動くことがないそうである。
 
 近頃の中国では、かってのような「外資大歓迎」というわけにいかなくなり、中国人が出来る仕事は中国人にさせるように政府が誘導していて、外資系資本の追い落としを始めたのではないかとする評論もある。従って今回のスクープ報道もその一環ではないかと言っている。