かくれ里

火曜日, 7月 15, 2014

テレビ受像機のこと


テレビ放送が始まって60年になる。カラーテレビが普及し始めたのは50年前だ。今やテレビと言えば液晶の薄型になった。しかも随分安くなった。
 
僕は、テレビの初期のころから知っているので、これまでの変遷を見て、今の時代が夢のようである。テレビの普及は飽和状態だ。新製品を出しても殆ど売れない。
 
現在普及している薄型液晶テレビの品質は完成の域に達している。これ以上性能をよくしてもあまり意味がない。それなのにメーカー各社は4Kだ8Kだと騒いでいるが、一般の家庭では必要がない。
 
話は変わるが、有機ELテレビが次世代のテレビとして華々しく名乗りを上げていたが、その開発は韓国のサムスンとLGが率先していた。しかし、アメリカでの一年間の販売量が4000台程度と全然人気がなかった。完全に失敗だ。やっぱりテレビ受像機は液晶だ。