かくれ里

土曜日, 6月 28, 2014

NISA



NISA(ニーサ)は、株式や投資信託などを年間100万円以内で買った場合の売却益や配当金が非課税となる制度で今年1月から導入された。非課税適用期間は最長5年である。
 
金融庁の調査によると、1月から3月までの利用総額は134億円だった。その内60歳以上の投資額が65%以上を占めていて、20,30歳台の投資額は凡そ10%で、若い世代に利用が広がっていないことが判明した。
 
この制度の目的は、これから資産形成を行う若者が積極的に利用すべきであるとしているが、実際には利用されていなかった。しかし、口座を開設したが利用されていないカラ口座が、全体の77%を占めているそうだ。
 
甘利 経済再生大臣は、28日の講演で,非課税枠を年間200万円にしても良いのではないかと語った。そして、5年で1000万円まで非課税にすれば、普通の人がどんどん株式市場に参加するのではと強調した。