かくれ里

日曜日, 12月 07, 2014

解散の意味



総選挙の投票日まで1週間になった。一部のマスコミは今回の衆議院解散には大義はないと言っている。野党も700億円もの血税を使うことになる。解散せずに増税を先送りするだけで良いのではと言う。
 
今回、安倍総理が解散を決意したのは、消費税を15年10月から10%に引き上げる時期を1年半後の17年4月まで延期する。その代り必ず実行すると言っている。
 
だが、増税見送りは総理の一存では出来ないので、国民の意見を聞くためだとしている。消費増税は財務省の悲願であり、増税賛成派の国会議員もいて、増税先送りの法律が成立しない為でもある。
 
安倍総理が解散という伝家の宝刀を抜くことになったのは、財務省らの増税勢力に対する懐柔策であろう。今回の解散は「安倍政権VS.増税勢力」の対決と言う構図になっている。