かくれ里

木曜日, 1月 21, 2016

消費税再増税のこと



来年春、現行の消費税8%を10%に上げることについて、軽減税率の適用などの議論があるが、ここに来て世界経済の見通しなどを考慮して、増税そのものを取りやめることが話題に上っている。
 
安倍首相は、国会で「リーマンショックの様な危機」が無ければ消費増税はすると明言しているが、これはあくまでも建前で、本心は、国民が納得いかなければ現行のままで行く考えの様だ。
 
中国経済だけを見ても「リーマンショックの様な危機」と言える状態ではないだろうか。日本にとっては「リーマンショックの様な危機」が隣国で発生しているのだ。原油価格の下落は資源国の経済を悪化させ、その反動で日本経済にも影響が出そうだ。
 
こうした世界情勢を考えると消費増税の環境ではない。このような時に消費増税を強行すれば日本経済にとって取り返しがつかなくなると言う。はたしてどうなるのだろうか。