かくれ里

土曜日, 3月 26, 2016

ダブル選挙はあるか



安倍首相は「国際金融経済分析会合」と銘打って、世界的に著名な経済学者と意見交換を続けている。5月の伊勢志摩サミットに向けた勉強会という位置づけでもある。経済学者からは来年4月の消費税率の引き上げを避けるべきとの提言もあった。
 
政府は来年4月からの消費税税率の引き上げを決めている。よほどのことがない限り実施すると言ってきたが、税率を上げると景気が悪くなることが見えてきた。景気のことを最優先に考えている安倍政権としては、増税見送りについて国民に信を問いたいところではないだろうか。
 
よって、国会終了後の解散はありうるのではなかろうか。7月の参議院との同時選挙はありうる。安倍総理は本気で検討を始めたのではないかということだ。
 
政界ではダブル選挙を意識した動きが活発になると思うが、政権与党の中にも解散して果たして勝てるのかという声もある。安倍総理がダブル選挙というカードを切るのかどうかは、今後、後半国会の議論に注目しよう。