かくれ里

木曜日, 3月 03, 2016

悪質な営業


4月から始まる電力の小売り自由化の事は先日も書いたが、家庭で使う電氣の契約先が自由に選べることに便乗した強引な勧誘など悪質な営業に対しての苦情が増えているそうだ。
 
トラブルの内容の一つに、電気を売ると見せかけて関係のない物を売る便乗商法だ。例えば電力会社の社員を名乗る男が訪れて、「電力自由化の話できました」と言われて話を聞いている間に、太陽光発電設備を売り込まれたというケース。
 
又、電話などで「電力自由化についてのアンケートです」と言って、一人暮らしかどうかなどの個人情報を聞き出すというケース。こうした情報が振り込め詐欺などに悪用される恐れがあるというものだ。
 
 5年前の大震災での原発事故から、電力を自由化しなければとなったのだが、殆どの家庭の電力供給についてはそんなに不自由していないだろう。あわてて契約先を替える必要はないのではなかろうか。