かくれ里

木曜日, 5月 12, 2016

業界再編




日産自動車は協力関係のある三菱自動車工業に対し、巨額の出資を行って傘下に収めることになった。日産は世界全体の販売台数で、トヨタ、GM、VWなどに迫る規模となり自動車業界再編に発展する模様だ。

三菱自動車は燃費の不正を行っていた主力の軽自動車の生産と販売を停止しており、国内販売が大幅に落ち込んでいるなか、日産の傘下に入ることで研究開発力を強化する狙いがあるようだ。

日産としても、三菱自動車がタイなどに生産拠点を置いており、東南アジアを主力市場としているため、この方面の販売力を高めたい狙いがあるものとみられる。

三菱自動車工業の社員たちは、日産の傘下入りに対し一容に戸惑いを見せている。このことに関しては「何も聞かされておらず報道で初めて知った。雇用などが今後どのようになるのか不安だ」と語っている。