かくれ里

木曜日, 5月 26, 2016

厳重な警備体制


サミット出席の各国首脳は、伊勢神宮で安倍首相の出迎えを受けて、会議会場の賢島のホテルで食事を共にして会談に入った。今回の開催場所が賢島という島なので海や空からのテロ対策も重要になって、過去最大規模の警備態勢がとられている。

海からの侵入を警戒するための警備用の船は、水深が浅くまた、真珠養殖用の筏などが多くあって入りにくい海域があるため、今回、新兵器として投入されたのが、底を特殊な素材で加工したゴムボートだ。

空からの対策にもドローンの探知機が使われる。こうしてキャッチした不審なドローンは、警察が、迎撃用のドローンなどを使って捕獲する段取りのようだ。

ただ、テロが懸念されるのは会場周辺だけではないだろう。過去の例でも警備が比較的緩やかな施設が狙われている。だから、大都市を中心に人が集まる施設や駅なども厳しい警備体制が敷かれている。だが、いくら警戒を強めても結局は市民の協力が必要だろう。