かくれ里

月曜日, 7月 18, 2016

トルコでクーデター



中東の国トルコで軍事クーデターが発生し、一時国会議事堂や国営放送局が占拠されたが、このクーデターは軍の一部の不満分子が起こしたもので市民を含め260人以上が死亡したと報道されている。だが、反乱は鎮圧されたとトルコ政府が宣言した。

日本でも昭和11年に陸軍青年将校が起こした2.26事件があったがこれに似ている。トルコのエルドアン大統領はこれまで軍の弱体化を進めてきたが今回の反乱はその反発とみられている。

今回のクーデターを事前に察知出来なかかったエルドアン政権のショックは大きい。政権が内政問題に追われることになれば、隣国シリアの難民問題、ISの掃討作戦などにも影響が及ぶことになるだろう。

世界は今大きく動いている。イギリスがEUから離脱することが決まり、この度はトルコに異変が起こった。果たしてエルドアン政権はこの事態を乗り切ることが出来るのか。