かくれ里

水曜日, 7月 13, 2016

円相場


僕は株取引や外貨取引をしたことがないので、ニュースなどで「円高」「円安」などと聞いても殆ど気にならないが、円高や円安の為替相場は、日本経済はもちろん我々の生活のあらゆる場面で関わっているそうだ。

為替相場で数字が小さくなった場合「円高」と言い、大きくなったら「円安」と言う。何だか妙な感じをしたこともあったが、理解できるようになった。円高の状況では、輸入品が安く買えるので消費者にとっては喜ばしいことだ。しかし、企業にとっては、生産コストの削減などによって価格競争をしなくなって大変な事態になる。

日本は、輸出産業で成り立っている企業が多く、為替相場が円安になると利益が増える。だが海外旅行をする場合は円高の方が都合がいい。反対に円安の場合は外国人観光客が増えて国内は潤う。

 イギリスのEU離脱を選択した直後の急激な為替相場の動きは収まったようだが、現在も円高傾向が続いている。日本の金利はすでにマイナスで、これ以上下がることはないから、当面の預け先としては円が比較的安全な通貨と考えられているからだろ。