かくれ里

土曜日, 9月 10, 2016

アメリカ大統領選挙


11月の投票日まであと9週間ほど。9月末から期日前投票も始まる。ヒラリー・トランプ両候補は真剣勝負の時になったが、ここに来て両陣営による選挙戦略が明暗を分けているらしい。

クリントン陣営は、リオ五輪に合わせて大量のテレビ広告を投入して攻勢をかけた。NFLプロフットボールの開幕に合わせて選挙広告を集中的に投入する計画のようだ。クリントン陣営は、政治資金が思うように集まらないトランプ陣営とは対照的に資金力に物を言わせているのだ。

一方トランプ氏は、過激な発言に大統領らしく振舞うようにとアドバイスした選挙対策の責任者を更迭したそうだ。先週にはメキシコを訪問し不法移民対策で協力姿勢をアピールしたり、これまでの態度と異なったことをして選挙戦略が迷走しているようだ。

今後3回行われる直接対決のテレビ討論会が最後のヤマ場になるだろうと言われている。トランプ陣営としてはクリントンを誹謗・中傷して口激するほかに打つ手がなさそうだ。果たしてどちらが大統領になるのか。