かくれ里

水曜日, 9月 07, 2016

二重国籍問題


蓮舫氏の二重国籍が問題になっている。日本の国籍法では二重国籍は禁止されており、22歳に達するまでにどちらかの国籍を選択する必要がある。選択しない場合は日本国籍を失うこともあると定められている。

蓮舫氏の場合、日本で生まれたが、父親が台湾籍で18歳の時に日本籍を取得した。その際台湾籍の離脱をしたかどうかはっきりしていないというのだ。蓮舫氏側はこの際国籍離脱の手続きをしたと発表している。

現在、日本国内には二重国籍者が40~50万人いるという推定もあるらしい。国籍業務や入管業務に精通する識者はこの状況を放棄していいのかと語る。

出生による国籍取得の考え方には「出生主義」と「血統主義」の2通りがあって、西欧諸国は前者が多く、日本は後者だ。僕にとってはどうでもよいことだが、国の制度として、二重国籍を容認することには問題があるのだろう。