かくれ里

土曜日, 9月 03, 2016

日ロ関係


ロシアのウラジオストックで安倍総理大臣とプーチン大統領の首脳会談が行われた。二人の会談は今回で14回目。安倍総理の日ロ外交に掛ける熱意がうかがえる。

安倍総理の祖父岸信介元総理大臣と、父親の安倍晋太郎氏は外務大臣の時に北方領土返還に取り組んできたが、返還は実現していない。安倍総理としては二人がやれなかったことをやり遂げたいという気持ちもあるのだろう。

しかし、強いロシアの復活をめざすプーチン大統領が簡単には譲歩しないだろう。安倍総理としては、対話を重ねる中で二国間関係をテコに解決に前進したい考えだ。

今回の会談では、プーチン大統領の日本訪問の時期もテーマになった。その結果12月15日にプーチン氏が山口県を訪れて首脳会談を開くことで合意した。プーチン氏の大統領としての訪日は11年ぶり。