イタリアの議会下院の権限を強化する憲法改正の是非を問う国民投票が、レンツィ首相の呼びかけで4日に実施された。
開票の結果、反対が賛成を大きく上回った。レンツィ首相は敗北を認めた上で、「すべての責任は私にある」と述べ、速やかに辞任する意向を示した。
これまでもイタリアの政治は混迷が続いていて首相の任期は短く、今後、与党民主党を中心に、後任の首相候補がどのように選ばれるかは明らかでない。
イタリアの政治の混迷はEUにとってもイギリスの離脱決定の波紋が広がっている中でさらに不安定な要因が避けなれないだろう。
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