かくれ里

火曜日, 11月 22, 2016

中国での日系小売り企業の窮状



イトーヨーカドーが中国で相次いで閉店している。ヨーカ堂は品ぞろえの豊富さや、チラシによる特売品の宣伝など日本風のサービスで集客を図ってきたが効果がなかった。今後撤退を含めて事業の清算を考えているようだ。
 
日系ブランドではイオンも出店20年になるが重心を大型の売り場から商用不動産に移っているという。20年をめどにショッピングセンター50ヵ所をオープンさせる計画のようだ。
 
日系大手小売企業は思ったほど順調に業績を上げていないが、目下好調なコンビニ業態の店も地域によって差があるようだ。
 
相対的に成熟したデパート業態でも、上海に出店した高島屋の経営状態は順調ではないようだ。伊勢丹は最終的に撤退した。中国国内の情勢のことはよく知らないが、経済の発展が期待ができる市場ではなさそうだ。