かくれ里

月曜日, 10月 02, 2017

量子コンピューター


スーパーコンピューター「京」は日本で最速のコンピューターとしてよく知られているが。このコンピューターを使っても時間がかかり過ぎるような計算が、短時間でできるとも期待されているのが「量子コンピューター」だ。
 
この分野は、日本をはじめ各国で研究が進んでいる。人工知能を飛躍的に性能アップさせて完全自動運転の実現や、新薬の開発を加速したりできる。近い将来のノーベル物理学賞の候補の一つともささやかれている。
 
量子コンピューターが普通のコンピューターとどう違うかは、僕は説明することが出来ないが、既に、カナダのベンチャー企業がある種の量子コンピューターと言えるものを売出した。一台十数億円するそうだが、このマシンはまだ限られた機能しかもっていない。
 
汎用の量子コンピューターが実用化されると、我々の暮らしも大きく変化するだろう。それぞれの家庭には量子コンビターが無くても、ネットでつながったクラウドサービスを通じて、「縁の下の力持ち」になれるではないのだろうか。量子コンピューターの進歩は今後の社会全体に大きな影響を与えることだろう。