かくれ里

火曜日, 10月 03, 2017

カラーテレビの歴史


1964年に日本で初めて開催したオリンピックがカラーテレビを普及させたと言われているが、この当時はまだ条件が整っていなくて市場にはあまり出回っていなかった。ほとんどの家庭は白黒テレビで開会式を見たのではないだろうか。
 
実際にカラーテレビが家庭に入り始めたのは1970年頃になってからと思うが、この頃の売価は21型で20万円ぐらいだった。テレビの放送が始まった頃から家電の業界に関わっていた者としてはこの頃が懐かしい。
 
その後は右上がりに普及していった。やがて液晶の時代になって、画面サイズも大型化し、色彩も一段と美しくなった。価格もリーズブルになって、一家に複数台のテレビを所有する時代になった。
 
さて、3年後には日本で2度目のオリンピックが開かれる。前回のオリンピックから半世紀余りたった今、テレビ受像機はめまぐるしく変貌した。3年後のオリンピック放送は4K・8Kになることは間違いないだろう。