かくれ里

木曜日, 1月 25, 2018

8Kは普及するか


今年中に8Kが一般家庭でも視聴できる環境が整うことになるのだが、今のところ国内メーカー各社の足並みはそろっていない。8Kに最も積極的なのはシャープだ。20年度には60型以上のテレビの半数以上を8Kテレビにする目標を打ち出している。
 
パナソニックのテレビ事業は、有機ELパネルを搭載した製品を主力に於いており、プラズマテレビ時代から培ってきた自発光技術が生かせると考えている。当然、8K時代においても有機ELで考えているだろうが、現時点で8Kを商品化する場合は、まずは液晶パネルでの投入になるだろう。
 
ソニーも8Kの実用放送に向けた取り組みには消極的だ。「4Kが愈々定着してきた段階の今は、8Kテレビをメッセージングするのは時期が早いと考えている」とソニーの平井社長は述べている。
 
僕は以前に書いたように、今度のオリンピックは8Kで観たいと考えており、去年の誕生日から毎月3万円の貯金を始めた。オリンピックまで2年余りある、その頃には事情が変わっているかもしれない。