かくれ里

月曜日, 10月 22, 2018

徳政令


徳政令とは、鎌倉時代から室町時代にかけて、朝廷・幕府などが債権者・金融業社に対して債権放棄を命じた法令のことだ。こうした政策は混乱する社会秩序の回復を図りたいとする鎌倉幕府だったが朝廷の威信回復の考えが後醍醐天皇の親政に至って、鎌倉幕府に対する倒幕運動が点火することになった。
 
 韓国では文在寅大統領が選挙公約の実現のため、徳政令の実施に向けて動き出した。100万円以下の借金を10年以上借り続けている人々を対象に、その借金と利息の全額を帳消しにするというものだ。
 
 対象は43万7000人とされるが、実現するのは簡単ではないだろう。文在寅氏は、全額取り消しを公約として大統領に当選した手前、この徳政令を行うつもりのようだ。
 
 貧しい人を助ける為と言えば聞こえがいいが、果たしてこれで解決するだろうか。この政策は対処療法に過ぎず、国の経済が上向き失業率が減らなければ、目先の借金を消しても同じことの繰り返しにしかならないだろう。